本の話

久しぶりの更新。。。
今日は珍しく本の話。



先日、天皇・皇后両陛下
宮城県蔵王町の「北原尾」地区を、
ご訪問されたとの報道がありました。

4月にパラオ、ペリリュー島へ行かれた両陛下の、
今回は私的なご訪問とのこと。

北のパラオ→北原尾、なのだそうです。
それを聞いて、私は、パラオから移住してきた
パラオ人が住んでいる地区なのかと思いました。

が、そうではなく、
激戦地となったパラオから
引き揚げてきた日本人が、入植した土地だそうです。
入植・・・開墾、ですね。

戦争のため、引き揚げなくてはならなくなった
パラオの地を忘れないように、との想いから、
このような地名にしたとのこと。

パラオは親日国。
パラオから引き揚げた日本人の間にもまた、
パラオに対する想いがあったのですね。。。。。。
この報道で初めて知りました。

家の中が雪だらけになる冬を過ごしたり、
大変な苦労をされたとの事です・・・

天皇陛下は、戦争で亡くなられた方々の慰霊、
苦労された方々への慰労のため、
ご高齢にもかかわらず、
一箇所ずつ、順番に巡っておられるのだなぁ・・・と。。。


さて、本。
そのニュースを見た前日に、
ちょうど、こんな本を読んでいました。

「続、竹林はるか遠く」


続、というからには元があります。

1986年にアメリカで出版され、戦争の悲惨さを訴える資料として、
多くの中学校で教材に使われたそうです。こちら。↓

「竹林はるか遠く」

当時11歳の少女だった著者(アメリカ在住)と、
16歳の姉、そして母親の3人の、
朝鮮半島北部からの終戦直後の引き揚げの話です。

壮絶です。
とても説明できません。

日本に戻ってからも、苦労の連続。

続編は、状況が少し落ち着いてからの、
家族のその後が描かれています。

ここでもまた、苦労の連続。
でも決して諦めず、前を向いて生きていく。
そんな話です。

生きていくお金を得るために、
主人公の姉が、古布を解いてきれいに整え、
前掛けや産着、お手玉などを縫い、
妹がそれを売り歩いたりします。

そして少し成長した主人公の少女が、
自分にも縫い方を教えてほしいと姉に頼む場面があります。

一目でも針目が大きいと、やり直し、と言われます。

全身全霊を打ち込みなさい、
そうすれば仕上がりがきれいになる、
と姉が言います。

細かく針目を揃えていたら、いつまでたっても終わらない、と愚痴る妹を、

針目が不揃いの前掛けなんて、誰も買わないわよ!と一喝。
(この時姉は18か、19歳くらいのはず)

姉はその腕をかわれて、仕立ての依頼が入るようになります・・・。

人生を切り開くための手仕事です。


現代の、恵まれた環境の中ではありますが、
私も、一目一目、全身全霊を打ち込む姿勢で、取り組みたい。

「竹林はるか遠く」 「続・竹林はるか遠く」
ヨーコ・カワシマ・ワトキンズ 著&監訳
都竹恵子 訳  ハート出版      


最近は、
風が気持よく快適なベランダで作業しています・・・・・・
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